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総合病院からクリニックに転職

子育てを視野にクリニックへ転職

総合病院の手術室で1年半勤めた後、透析専門のクリニックに転職した30代女性看護師です。

総合病院での勤務について

私は手術室担当だったので、総合病院での外来や病棟の経験はありません。

手術室はほぼDrと器械との仕事になります。看護師になったけれども対人関係が嫌いだからとの理由で、手術室勤務を希望される方もしました。

手術は大体一週間分、いつ、誰が、どのような手術を、何時から、どこの手術室で、どのDrが執刀するのか決まっています。
その予定に合わせて出勤する看護スタッフを直接介助、間接介助という形で勤務につきます。

直接介助はDrと同じ様に手洗いを行い、滅菌のガウンを着て器械をDrに渡す仕事です。
今、どのような手術の中の何を行っているのか、Drは何の器械を欲しているか考えながら器械を渡します。主に新人が任される仕事です。
ただ、整形や脳外科の場合は、手術に関してはクリーンルームで行いますので、年数の経ったスタッフが行います。

間接介助は、その手術が効率よく回るように必要な器械があれば取りに行ったり、局所麻酔下では患者さんの事をしっかり診ながらサポートする仕事です。

手術自体はトラブルなく進めば大体終了する時間も読めますので、次の手術に向けて準備もします。

また、帝王切開やアッペ等の救急で搬送される患者さんに関しては、手術が決定してから機械や器械を集め、情報を収集します。

そのため休みの日でも少なくとも二人は待機という形で、電話があればいつでも駆けつけられるようにあまり遠出してはいけないという勤務もあります。

手術はネットで検索しても出てきますが実際に見るのが一番で、どのような手術を行っているかを把握する事で手術後の看護で大切な事が見えやすくなります。
知識を入れる為にも手術室勤務はお勧めです。

クリニックでの勤務について

総合病院に勤務後、結婚を機にクリニックに転職しました。夜勤がないので子育てに時間が取れると思ったからです。

総合病院とクリニックの大きな違いは教育体制の違いです。
それを受ける立場ですと、仕事の後の研究会が長くて嫌だ、休日にも勉強会で出勤しないといけない、プリセプターが面倒臭い、勤続年数が経たないと翼状針、サフローが刺せない等を口にしてしまいます。

その点、クリニックにはほぼこういう体制はありません。
つまりある程度、総合病院で知識・経験を積んでからの転職が望ましいと考えます。

クリニックはその科に特化した事になります。勉強会等を取り入れて仕事の後に参加したり、研究会に参加したりするクリニックもありますが、ほぼ自力での学習となります。

自分で向上する気持ちがないと5年経っても10年経っても同じ事をしている事になります。

また、クリニックはほぼ外来です。時間給もしっかり残業した分給料に反映されます。
人数も少ないので、総合病院で師長になれなくても、クリニックではなる可能性はあります。

透析治療について

現在勤務しているクリニックは透析専門なので、透析についても述べておきます。

腎不全になりCr、BUNの上昇によりシャントを作成して透析へ移行します。
2、3回入院先で透析をした後は自宅に戻り、透析クリニック等に通院する事になります。

シャントを作成し、静脈に動脈をつないで血流をしっかり保持する事でコンソールという器械を使って毎分150ml~200mlの血液を体から引き出し、ダイアライザーというフィルターを通って体内に血液を返す事で血液の浄化、水分の除水を行います。

血液の浄化を行う事で、異常な電解質を除去し電解質からくる副作用をなるべく阻止します。
除水によって体に水が溜まるのを防ぎ心臓や肺を守る事になります。

夜勤の良いトコ悪いトコ

患者さんじゃなくてご家族が問題

科によって現場の雰囲気違うよね

総合病院とクリニックの違い

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